どうしん「まなbell」 利用規約

この利用規約(以下「本規約」といいます。)は、株式会社北海道新聞社(以下「当社」といいます。)が教育機関等に提供する、インターネット上の学校教材、「どうしん『まなbell』」(以下「本サービス」といいます。)の利用を目的とする契約(以下「利用契約」といいます。)の内容を定めるもので、当社と利用契約を締結した小学校、中学校、中等教育学校、高等学校、高等専門学校等の教育機関(以下「当該教育機関」といいます。)及び自治体、教育委員会などの行政機関(以下「当該行政機関」といいます。)に適用されます。本サービスの利用に際しては、必ず本規約をお読みになり、その内容について同意した上でお申し込みください。

第1条 定義

本規約における語句の定義は、次に定めるとおりです。

  1. 契約者

    当社との間で本サービスの利用契約を締結した当該教育機関及び当該行政機関をいいます。国公立の学校の場合、契約当事者(法律効果の帰属先)は国又は地方公共団体ですが、当該契約当事者から契約締結実務を委任された各学校等が本サービスの利用を申し込むものとします。

  2. 利用者

    当社と契約者との間の利用契約に基づき本サービスを実際に利用する者であって、契約者が本サービスの利用を許可した、契約者に属する生徒、児童、教職員をいいます。1契約者あたりの利用者数は個別の利用契約に定めるものとし、契約者は、自己に属する利用者に対し、本規約の内容を遵守させるものとします。

  3. 管理責任者

    当該教育機関に属する教職員又は当該行政機関の職員など、本サービスの利用等に関する責任者をいいます。本サービスに関する当社との連絡等は、管理責任者又は管理責任者に委任された者を通じて行なうものとします。ただし、第2条第1項第8号に定める本サービスの使用方法等に関する問い合わせについては、この限りではありません。

  4. 本件ウェブサイト

    利用者が、本サービスを利用するため、次項に定める本件二次元コード及び接続URLを用いてアクセスするインターネット上のウェブサイトをいいます。

  5. 本件二次元コード

    本サービスの利用者を識別し、本件ウェブサイトへのアクセスを許可するための二次元コードをいいます。当社が発行する管理者及び同時接続用の二次元コードと、管理者が、当社所定の方法により発行する管理者及び同時接続用の二次元コードがあります。

第2条 本サービスの内容

  1. 当社が契約者に提供する本サービスで利用できる機能は次に定めるとおりです。利用者は、パソコン、タブレット、スマートフォンで本サービスを利用することができます。
    1. 北海道新聞の記事(写真やイラスト等の画像を含みます。)、まなぶんクイズ、教職員向け活用事例集等、本件ウェブサイトに掲出されたコンテンツの検索、閲覧機能
    2. 検索した記事イメージ上への文字やアンダーライン等の書き込み機能
    3. 記事イメージ(前号の書き込みをした記事イメージを含む)等の保存ができる教職員限定のスクラップ機能
    4. ニュース配信を受信し閲読する機能
    5. 新聞制作ツールを利用して新聞を制作し、編集データの一時保存、PDFで出力する機能
    6. 作文制作ツールを利用して作文を制作し、編集データを一時保存、PDFで出力する機能及び管理者に提出する機能。なお、提出された作文を管理できる機能は管理者アカウントでのみ保有する。
    7. 北海道新聞の読者投稿欄に投稿する機能
    8. 本サービス使用方法等に関する問い合わせ機能
    9. その他前各号に付随して、当社が適切であると判断し、契約者及び利用者に提供するサービス
  2. 前項に定める本サービスのご利用可能な時間は以下の通りです。
    1. 第6条第2項に定める同時接続用のアクセス情報による利用は原則として、平日午前8時から午後7時まで利用可能。ただし、別途定める追加料金を支払うことで平日、土曜日、日曜日、祝日を問わず24時間の利用が可能
    2. 第6条第2項に定める教職員に限り利用できる管理者用アクセス情報による利用は平日、土曜日、日曜日、祝日を問わず24時間の利用が可能
    3. 前2号にかかわらず、本サービス使用方法等(システムの不具合に関するものも含む)に関する問い合わせ対応は平日午前9時30分から午後5時30分まで
  3. 第1項に定める本サービスの機能を使用して作成し、サーバーで保存したデータは以下の通り取り扱います。
    1. 契約が終了した場合、契約期間満了日に契約者が作成した全てのデータを即時削除します
    2. 作文制作機能で制作した作文のデータは、原則として毎年4月1日をもって全てのデータを削除します
    3. スクラップ機能で制作したデータは、契約期間中は100件を限度に保存します

第3条  利用のお申し込みと利用契約の成立

  1. 本サービスの利用を希望する教育機関又は行政機関は、当社が定める「利用申込書」に必要事項を記入して当社に提出することで本サービスの利用を申し込むものとし、当社が当該申し込みを承諾する場合、利用開始日、本件ウェブサイトのURL及び管理責任者用の本件二次元コード等を記載した「設定完了」のメールを当該利用申込者に送付した時点で、利用契約は成立します。
  2. 利用契約の契約期間は、前項に定める利用契約が成立した日から、契約成立後初めての3月末日までとし、契約期間満了の2ヵ月前までに契約者からお申し出のない限り、利用契約は同一条件で更に1年間更新され、以降も同様とします。
  3. 利用申込者が、次の各号のいずれかに該当する場合、当社は申し込みを承諾しないことがあります。この場合、当社は速やかに利用申込者にその旨通知しますが、承諾しない理由については開示いたしません。
    1. 利用申込書に虚偽の記載があったとき
    2. 過去に当社との間の契約上の義務の履行を怠ったことがある等、本サービス利用希望者が利用契約上の義務を怠るおそれがあるとき
    3. 利用希望者が日本国内に所在する教育機関又は行政機関でないとき
    4. その他、当社が申込みを承諾することが不適当であると判断したとき

第4条 著作権

  1. 本サービスで利用できる北海道新聞の記事等のコンテンツ又は本サービス並びに本件ウェブサイトを構成する著作物の著作権は、当社又は正当な権利を有する第三者に帰属します。
  2. 契約者は、前項に定める当社及び第三者の著作権を侵害してはならず、著作権法第35条に定める教育目的及び本規約で定める範囲を超えて、本サービスを利用することはできません。
  3. 契約者は、本サービスで利用する著作物について、紙に複写して授業に使うなど、本件ウェブサイトと一体となっていない利用をする場合、出典(例:●年●月●日 北海道新聞 朝刊・夕刊)を明記するものとします。
  4. 新聞制作機能で制作した新聞及び作文制作機能で制作した作文(いずれもPDFか紙に印刷されたものかは問わない)の著作権は、契約者又は利用者に帰属します。

第5条 契約者情報の変更

契約者は、利用申込書により当社に知らせた情報に変更があったときは、速やかに所定の手続きにより、当社に通知するものとします。

第6条 アクセス情報の管理責任

  1. 当社は、契約者が本サービス利用にあたって必要となる本件ウェブサイトのURL及び本件二次元コード(以下「アクセス情報」といいます。)を設定します。契約者は、当社より付与されたアクセス情報について責任を持って厳重に管理、保管するものとし、当該アクセス情報を、自己に属する利用者以外の第三者に開示(SNS、LINE、紙媒体等あらゆる手段を含みます。)又は漏えいしないものとします。
  2. 契約者は、当社から付与された管理者用アクセス情報を自らの教職員に限り、当社から付与された同時接続用のアクセス情報を自己に属する児童・生徒・教職員に限り、利用契約に定める範囲で利用させることができます。
  3. 契約者は、アクセス情報の盗難、紛失、漏えい等によって本サービスが第三者に使用され、又は使用されるおそれのある状態となった場合には、直ちに当社へ連絡し、当社の指示に従うものとします。

第7条 禁止事項

当社は契約者に対し、本サービスの利用に際し、次の各号の行為(それらのおそれのある行為を含みます。)を行うことを禁じます。

  1. 当社又第三者の権利・利益を侵害する行為
  2. 法令・条例や公序良俗に反する行為
  3. 学校教育の場にふさわしくない行為
  4. 本サービスを含む当社の事業の運営を妨害する行為

第8条 料金

  1. 契約者は、当社が別途定める料金表にしたがい、1年間分(契約期間が1年に満たない場合は初回の契約期間満了までの期間分)の本サービスの利用料金に消費税相当額を加算した金額を、一括前払いで、当社が指定する金融機関に振り込むことによりお支払いいただきます。振込手数料は契約者の負担とします。
  2. 契約者が本サービスを利用する際に必要となるインターネット等の環境は、契約者の責任と費用でご用意ください。

第9条 本規約の変更

  1. 当社は、契約者から個別に了承を得ることなく、本規約を変更することができます。
  2. 当社は、前項の規定により本規約を変更する場合は、その効力発生日を定め、効力発生日までに、本件ウェブサイトへの掲載及び契約者への電子メールでの通知その他の方法により、次の各号に定める事項を周知します。
    1. 本規約を変更する旨
    2. 変更後の本規約の内容
    3. 効力発生日

第10条 免責

  1. 当社は、本サービスの提供を一時的に停止する場合、契約者に事前に通知するものとします。ただし、システムのトラブルや、火災、地震又は停電その他の不可抗力により、緊急に本サービスを停止する必要が生じた場合はこの限りではなく、事前の通知なく本サービスの提供を一時停止することがあります。当社は、システムメンテナンスや災害等不可抗力によるサービスの停止に対し、返金及び賠償責任は負いません
  2. 本システムの不具合により制作物が消滅又は棄損した場合でも、当社は返金及び賠償責任は負いません。ただし当該本システムの不具合が当社の故意又は重過失に起因する場合は、この限りではありません。
  3. 当社は、本サービスについて、より良いものを契約者に提供できるよう努めますが、本サービスが契約者の特定の目的に適合すること、契約者が期待する完全性、有用性、正確性等を有すること、契約者の利用環境において本サービスが利用可能な状態にあること及び本サービスの利用に不具合が生じないことについて、何ら保証するものではありません。
  4. 当社は、本サービスの提供又は終了に際し、契約者に何らかの損害を与えた場合、当該損害が当社の故意又は重過失によるものであるときを除き、賠償責任を負いません。

第11条 個人情報の利用目的と利用者情報の取り扱い

  1. 契約者は、本サービスの利用に際し、当社に提供、開示する個人情報の本人に対し、あらかじめ、当社による個人情報の利用目的を通知し、個人情報を当社に提供することについて同意を得るものとします。
  2. 当社は、契約者から提供、開示された利用者等の個人情報を、本サービスの提供に必要な範囲で利用するほか、当社が取り扱う、記事データベースサービスその他学校教育にふさわしい商品・サービス等のご案内のために利用することがあります。
  3. 利用者が本サービスを利用する際、当社は、IPアドレス、Cookie、アクセスログ等の情報を自動的に収集します。収集したそれらの情報は、本件二次元コードによる本件ウェブサイトへのログイン自動化のために利用するほか、当社において本サービスのご利用状況を確認、分析するために利用します。

第12条 解約

第3条第2項に定める契約期間中において、契約者が利用契約の中途解約を希望する場合、当社所定の方法により、解約の届け出をすることで利用契約を解約することができます。この場合において、当社は契約者に対し、契約期間の残存期間の利用料金相当額の返金は行わず、また、第8条第1項で定める利用料金が未払いの場合、契約者は当社に残存期間を含めた利用料金を支払わなければなりません。

第13条 規約違反等への対処

契約者が、本規約に反する行為を行った場合、当社は契約者の本サービスの利用を停止し、又は契約者との利用契約を解除することがあります。

第14条 損害賠償

契約者(契約者だった者を含みます。本条において同じ。)が、本サービスの利用に際し、又は利用契約に関連し、契約者の責めに帰すべき事由により当社又は第三者に損害を与えた場合、当該契約者は、その損害を賠償するものとします。

第15条 外部サイトリンク

当社のサイト上(本件ウェブサイトに限りません。)には、当社が管理しておらず、外部の第三者が運営するウェブサイト(以下「外部サイト」といいます。)へのリンクが張られている場合があります。外部サイトの閲覧や利用の際には、当該外部サイトの利用規約やプライバシーポリシー等が適用されます。当社はその内容について関知しておりませんので、ご利用の際には、契約者ご自身でご判断ください。

第16条 業務委託先

当社は、本サービスの運営、提供に必要な業務の一部を第三者に委託します。当社は、委託先に本規約上当社が負う義務を遵守させ、委託先の行為について責任を持つものとします。

第17条 準拠法

本規約を含む利用契約の解釈に際して適用する法律は日本法とし、利用契約に定めのない事項又は利用契約の内容に関する疑義について、当社と契約者は、民法、商法、その他の関係法令の定め及び信義誠実の原則に従って協議し、解決するものとします。

第18条 合意管轄

当社と契約者との間で、利用契約に関して紛争が生じた場合、札幌地方裁判所又は札幌簡易裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とすることに両者はあらかじめ合意するものとします。

制定日:2021年4月1日
改定日:2023年11月28日
株式会社北海道新聞社